◎家に関する犯罪	■空き巣狙い（留守を狙って家に入り込むこと） ■忍び込み（住人が寝ているときに忍び込む） ■居空き（住人が家事などに従事しているときに侵入）
ドア・窓ガラス	泥棒は常に完全犯罪を成し遂げようとしています。そんな泥棒が、家に侵入するのを諦めようとするのは、侵入に時間が掛かるときです。人に見られては困るのに、侵入に時間が掛かると、その分泥棒にとって危険が増すことになります。つまり、侵入するのに時間がかかる、物理的に強化されたドアや窓ガラスにすれば良い、ということになります。また、泥棒は侵入に５分以上かかると諦めるという統計もあります。
センサー	設定した警戒エリア内に不審者が侵入すると、トラブルアラームが鳴り、異常を知らせます。　ガラスが割れたときに反応するものもあります。侵入を試みていた泥棒は、大きな音を聞き、驚いて侵入を諦めることが予想されます。最近では、人の些細な動きにも敏感に反応したり、小動物による誤作動が少ないタイプもあります。種類も、赤外線使用や超音波利用など様々です。
留守だと悟られないように・・	昼間なら、あえてレースのカーテンを引く程度にしたり、窓は締め切ったりしない、などの方法があります。夜ならタイマーでテレビやライトが点くようにしてもよいでしょう。人がいるように工夫できることは色々あります。また、鍵を植木鉢やポストの下に隠すのはもっての他です。
◎道・駅・家の周りで…ひったくり、痴漢など	■私が被害にあうわけがない、という気持ちをもっていると危険です。「万が一」はいつでも考えられることです。常日頃から危険意識を持ちましょう。 ■最近、メールを打ちながら歩く人が増えているようです。ひとつの物に集中してしまうと周りが見えなくなってしまいます。気が付いたら誰かがついてきていた、なんていうこともあるかもしれません。周りをしっかりと見ましょう。 メールをしながらの歩行は 注意力の低下そのものです。 安易なショルダーバッグの 掛け方は危険です。 ■なるべく人通りの少ない道や、暗い道は避けましょう。 ■突然襲われたとき、何かがあったとき、なかなか大声は出せないものです。防犯ブザーやライトなどをかばんに入れて携帯しましょう。これらは小さく持ち運び可能で、万が一のときに役立ちます。 ■なるべく人前で、財布やその他貴重品を見せない。出し入れしない。 ■不必要に密着してくる人には注意する。 ■ひったくりは歩いているときだけ気をつければ良いというわけではありません。どんなときでも油断はできないのです。自転車にも防犯ネットなどをつけるなど、工夫します。 ■慣れた道路でも十分に注意する。 ■夜間は明るい服装や夜行反射材を利用する。
◎乗り物に関する注意…車上狙い、乗物盗　など	□少しの時間でも、車、バイク、自転車から離れるときには必ずロックすること。 □長時間の駐車はなるべく避ける。 □バイクや自転車は、ワイヤーなどの鍵も兼用する。 □防犯登録をする。（行方不明になった場合、見つかり易くなります） □車の中に貴重品を置いておかない。
◎その他	■どれだけ気をつけていても、犯罪は起こるときにはおこってしまいます。そんなときには知り合い同士、近所同士声を掛け、助け合いましょう。