清華大学は中国でも著名な最高学府で、北京の西郊外、風光明媚な清華園にある。前身は1911年に創設された清華学堂です。1928年に国立清華大学となり、理工・経済・管理・人文・法律・芸術学部などを擁する総合大学へと発展してきました。高等人材の養成、科学研究の重要拠点でもあります。

概要
清華大学の主体建築は明の時代の個人の庭園であり、清の時代皇帝の皇家庭園円明園の一部になり、「清華園」という名前が付けられました。キャンパスの面積は356万平方メートル、建物は古典庭園と近代建築からできています。
清華大学は建築学院や土木水利学院、機械工程学院、情報科学技術学院、理学院、経済管理学院、公共管理学院、人文社会科学学院、法学院、美術学院、応用技術学院、医学院の12の学院を設置しているほか、大学院と継続教育学院も併設されています。
清華大学は教育の中心、国の重要な科学研究の拠点。現在、教員は2800人を数える。うち教授は900人、中国科学院と中国工程学院の会員は46人。学生数は２万2000人で、学部生が１万3000人余り、修士・博士課程の院生は約9000人です。

【清華大学の正門】

この場所で記念撮影する人も多いです。
清華大学はとても広く大学から出なくても生活できます。大学内には、スーパーマーケット、郵便局、韓国料理屋さん、銀行、一般の人が住んでいるマンション、子供が遊べるような公園など、何でもそろっています。

清華大学の近くには五道口という駅があり、ここまでくれば肯徳基(ケンタッキー)、麦当労(マクドナルド)、スターバックスカフェ、日本料理(一心)やイタリアンレストランなどもあります。CDショップも近くにあり安いものは10元(170円くらい)〜で、日本のCDもかなり用意してあります。
今の若い子たちは清華大学から少し離れたところにある西単で遊びます。西単はデパートから若い子向けのファッション街となっています。
北京の電車は3元〜5元でどこまでも乗れます。
中国のトイレは昔に比べてかなりきれいになっています。しかし、まだ、トイレットペーパーの技術が発達していないからか、紙をトイレに流せないので、用意されているゴミ箱に捨てる仕組みとなっています。
一般に北京大学の学生は勉強も遊びもがんばるというイメージがあるそうですが、清華大学の学生はガリ勉タイプ、勤勉な学生が多いようです。